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- 大腸ポリープについて
日帰り手術に対応しています
大腸ポリープとは、大腸にできる「いぼ」のように隆起した塊を指し、放置していると大腸がんを発症する可能性があります。ポリープが小さいうちに切除することで、がんのリスクを減らせるので、早期発見・治療が重要です。
大腸ポリープの症状
- 血便
- 腹痛や下痢が続く
- お腹が張る
- 粘液のようなものが付着した便が出る
- 便潜血検査で異常を指摘された など
大腸ポリープには、上記のような症状が見られることがありますが、初期のうちは自覚症状がほとんどありません。そのため、大腸の内視鏡検査が有効です。
荒川区南千住の土屋クリニックでは、ポリープの表面を拡大観察することで悪性度を評価できる大腸スコープを導入。負担の少ない方法で検査し、10mm以下のポリープは日帰りでの手術に対応しています。
大腸ポリープの原因
大腸ポリープができる原因ははっきりとわかっていませんが、生活習慣が大きく関わっていると言われ、以下の危険因子が指摘されています。
- 加齢(50歳以上)
- 過度の飲酒や喫煙
- 高カロリー食品の摂りすぎ
- 肥満体質
- 糖尿病、高血圧、脂質異常がある
- 大腸がん、大腸ポリープにかかった家族がいる など
大腸ポリープの検査と治療
便潜血検査
便の中に出血がないか見る検査で、基本的に2回行います。1回でも陽性が出た場合は、内視鏡による精密検査が必要です。ただし、簡単で低コストである分、陰性でも後にポリープや早期がんが発見されることがあります。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
肛門から内視鏡を挿入し、大腸の内部を観察します。何か病変を発見した場合、一部を採取してがんの確定診断を行うことも可能です。
内視鏡によるポリープ切除術
基本的に10mm以下のポリープの場合、検査と同時に内視鏡治療に移ります。ポリープの大きさや固さに合わせて、できるかぎり合併症が起こりにくい方法で切除を行います。また、サイズが大きい場合は、連携する医療機関にご紹介させていただきます。
ポリープ切除後の注意点
治療後1週間ほどは、合併症のリスクを防ぐため、生活に制限がかかります。以下のような点に注意し、安静にして過ごすようにしましょう。
- アルコール摂取をしない
- 腹圧のかかる動作や激しい運動を控える
- 出張や旅行などの長距離の移動はしない
- 長時間の入浴は避ける
- 熱いものや辛いものなど、刺激の強い食品は控える
また、治療後に痛みや出血が見られた場合は、すぐに当クリニックにご連絡ください。
生活の見直しと定期的な検査を
大腸ポリープの予防方法は確立されていませんが、他の病気も合わせて、脂肪の摂りすぎや過度の飲酒・喫煙は控えておくことが大切です。
また、早期に症状が現れないため、気づかないうちに進行していたということがないよう、定期的な内視鏡検査をおすすめしています。詳しくは、当クリニックまでお問い合わせください。