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- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
内視鏡専門医が見逃しの少ない検査を行います
荒川区南千住の土屋クリニックでは、内視鏡システムとして、拡大診断や色調変化での観察が可能な大腸スコープを2023年に新たに導入しました。がんの早期発見やポリープの悪性度の判断に役立っています。また10mm以下のポリープは、当日中に切除することが可能です。腹痛が続く、血便が出たなど、気になる症状がある方は、ぜひご相談ください。
当クリニックの大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の特徴
技術と機器で見逃しの少ない検査に
当クリニックの院長は、日本消化器内視鏡学会認定、消化器内視鏡専門医として、数々の検査を経験しています。高い性能の機器と、院長の専門性を活かし、悪性化する可能性のあるポリープや早期の大腸がんなどを見逃さないように心がけています。
事前の不安軽減に努めています
当クリニックでは、検査前の処置を自宅で落ち着いて行っていただけるよう、事前のサポートに努めています。下剤の飲み方や食事の内容などが書かれたパンフレットを用いて、わかりやすくご説明させていただくので、ご安心ください。
短時間・楽な方法で検査を進めます
検査には、なるべくお腹が痛くならない挿入方法を取り入れています。無理に押し込むことはせず、大腸のヒダを畳みながら挿入するので、通常に比べて楽に大腸の奥まで入っていきます。また、検査時間の短縮を心がけ、短ければ10分程度、ポリープ切除を行う場合も30分以内で終わることがほとんどです。
※当院では現時点では鎮静剤を使用した(麻酔を使って眠りながらできる)内視鏡は行なっておりません。鎮静内視鏡を希望される場合は適切な医療機関への紹介を行っております。
こんな症状があれば大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けましょう
- 腹痛が続いている
- 血便が出た
- 便秘や下痢を繰り返す
- 便が細くなった
- 貧血症状があり、体重が減っている
- 健康診断で便潜血を指摘された
- 身近な家族が大腸がんになった
- 大腸のポリープを切除してから数年経っている
- 40歳以上で大腸内視鏡検査を受けたことがない など
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ
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初回診察
- 検査希望される理由、これまでの経過・症状についてお聞きします。
- 大腸内視鏡の検査や合併症について説明を行います。
- 検査日の予約を行います(基本的には火曜日以外の11時30分に検査は行います)。
- 前日・当日飲む下剤(ピコスルファートナトリウム、モビプレップ)の説明を行います。
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前日準備
- 夕食は20時までに済ませてください
- 水・お茶・スポーツドリンクなどの水分は取っていただいて構いません
- 寝る前に下剤(ピコスルファート)を水に溶かして飲んでください
前日に避けたほうが良い食品
種のある野菜(トマトなど)・果物(イチゴなど)、キノコ、コンニャク、海藻、ナッツ、乳製品、組織の多い食べ物、そば、ラーメン、天ぷら、揚げ物など
前日に望ましい食品
ごはん、うどん、豆腐、かぼちゃ、食パン、じゃがいも、バナナ、鶏ささみ、白身魚など
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当日のご自宅での過ごし方
- 朝7時ごろから下剤を飲み始めていただき、5~10回程度の排便があります
- 普段から飲んでいる薬は服用していただいて構いません。ただし、糖尿病の薬は当日朝の服用を控えてください
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来院後の流れ
- 検査着に着替えていただきます
- 不整脈や緑内障、前立腺肥大症などの病気がなければ、腸の動きを抑える筋肉注射を肩に打ちます
- 腸は曲がりくねっているため、内視鏡が通るとお腹の張りや痛みを感じることがあります。途中でお腹を押したり、体の向きを変えたりすることで、内視鏡が奥まで入りやすくなります
- ポリープ切除などを行わない場合は、検査後すぐに結果のご説明をします
- ポリープ切除を行った場合は、病理検査の結果が出るまで1週間ほどかかるので、後日ご来院ください
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検査後
- お腹が張った感じが残ることがありますが、体を動かすことでガスが排出され、次第に楽になってきます
- ポリープの治療を行った方は、治療部位の出血を避けるため、1週間程度は飲酒・激しい運動・重い物を持つ作業などは避けてください。旅行や出張などの遠出も控えます
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の費用
1割負担の方の方 | 3割負担 | |
---|---|---|
観察 | 約2,000円 | 約5,000円 |
観察+病理検査 | 約3,500円 | 8,500~15,000円 |
観察+ポリープ切除 | 6,000~9,000円 | 18,000~30,000円 |
※費用は目安です。検査内容により異なる場合があります
大腸カメラと胃カメラの同日検査について
大腸と胃の内視鏡検査を同日に行うことは、当クリニックではおすすめしていません。どれだけ痛みが少なく、短時間で検査を終わらせる努力をしていても、2つの検査を行うことはやはり患者様の負担が大きいと考えるからです。
万全の状態で検査を受けていただけるよう、余裕を持ったスケジュールをご提案させていただきます。まずは、お気軽にご相談ください。