- HOME>
- 小児診療
0歳から相談にのります
荒川区南千住にある土屋クリニックでは、地域の皆様がご家族で頼れる「かかりつけ医」を目指し、0歳のお子様から高齢の方まで幅広く診察を行っています。院長は小児科での経験も豊富であり、優しく対応するので、お子様の症状でお困りのことがあれば、何でもご相談ください。
なお、火曜日(理事長外来日)は小児診察を希望する場合は、あらかじめ電話で診察可能かご相談下さい。基本的には小児診察は火曜日以外に対応とさせて頂いております。
お子様のこんな症状でお困りではありませんか?
- 熱が続いている
- 喉の痛み
- 咳や鼻水が止まらない
- 皮膚に発疹・湿疹ができている
- お腹の痛み、便秘
- 下痢や嘔吐
- 食欲がない
- 呼吸が苦しそう
- 耳の痛み
- 頻繁な尿意や排尿時痛 など
当クリニックで対応している主な疾患
風邪・発熱
風邪の原因のほとんどはウイルス感染であり、原因となるウイルスは200種類以上もあると言われています。一度感染したウイルスに免疫ができたとしても、次々と別のウイルスに晒されるため、特に集団生活をしているお子様は、繰り返し風邪にかかりやすくなります。
ウイルスには抗菌薬が効きませんので、ほとんどの風邪の場合、抗菌薬は必要ありません。発熱がある場合も、発熱はウイルスに対抗しようとする身体の免疫機能なので、無理に薬で熱を下げることはしません。消化の良いものを少しずつ食べさせ、ゆっくりと身体を休めてあげてください。
また、鼻水が続いていると中耳炎にかかりやすくなるため、こまめに取ってあげることが大切です。吸引器などを使うこともおすすめです。
腹痛
子供が「お腹が痛い」と訴えることは多く、様々な原因が考えられます。どれくらい痛いか、どのあたりが痛いかを正確に伝えられないため、肺炎などの呼吸器疾患、脱腸や精巣捻転などの疾患が隠れていることもあります。いつもと様子が違う場合は、早めの受診が必要です。
便秘症
子供の腹痛の原因として比較的多いのが便秘です。1週間に数回しか便が出ない、肛門が切れて血が出るなどのほか、コロコロの便や軟便が何度も出る場合も注意が必要です。
当クリニックでは、薬の調整に加え、生活指導などを行いながら、改善を図っていきます。
感染性胃腸炎
ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどが原因になる「ウイルス性胃腸炎」と、カンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌(O-157など)が原因になる「細菌性胃腸炎」があります。腹痛のほか、発熱や嘔吐、下痢などの症状を伴います。
周囲の病気の流行状況や、1週間以内に食べたものの情報などが手掛かりになるため、できるだけ詳しく教えてください。
腸重積
腸の中に腸がはまり込んでしまう病気で、3歳くらいまでの乳幼児に多く見られます。10分前後の間隔で激しい痛みが起こるため、いつもと違うようなヒドイ泣き方をします。発症後48時間を超えると手術を要する可能性が高くなるため、急に激しく泣き出したときは、早めに受診しましょう。
急性虫垂炎
一般的に「盲腸」と言われるもので、痛みが段々強くなり、次第に右下腹部へと痛みが移動していくことが特徴です。お腹を押したときよりも離したときのほうが痛む、痛みが響くのでかがんで歩くなどの兆候が見られます。悪化すると大きな手術になる場合もあるため、早期の診断と治療が必要です。
ぜんそく
呼吸をするときの空気の通り道に炎症が起こり、気道が狭くなって呼吸が苦しくなる病気です。「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」と鳴るような呼吸が特徴です。ぜんそくの症状は昼間より夜間や明け方に多く起こり、ダニやほこり、ペットの毛などが刺激になることもあります。
早期に治療を開始することで、日常生活も問題なく過ごせるようになります。息苦しそう、苦しそうにせきをするなどの症状が見られたら、早めにご相談ください。
当院では喘息発作に対して、ネブライザーによる治療も対応しておりますので、ご希望の際はご相談下さい。
皮膚トラブル
皮膚には、異物の侵入や攻撃から身体を守り、体内から水分が蒸発するのを防ぐ役割があります。皮膚の角層が薄く、皮脂の分泌量が少ない子供のうちは、以下のような様々な肌トラブルが生じます。
- あせも
- 虫刺され
- おむつかぶれ
- 乾燥肌
- アトピー性皮膚炎
- 乳児湿疹 など
しっかりとお話を聞き、最適な治療やスキンケア方法について、丁寧にアドバイスさせていただきます。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は皮膚の炎症により、かゆみが出現し、掻き壊してしまうことにより皮膚のバリアが壊され、更に外からの刺激やアレルゲンが加わり炎症が続いてしまい、悪循環となってしまいます。
かゆみにより集中力低下や睡眠障害、美容的問題などから生活の質(QOL)の低下することが知られています。
また、幼少期のアトピー性皮膚炎は様々なアレルギー性疾患(気管支喘息、食物アレルギーなど)の発症に関連すると言われています。理由としては皮膚のバリアの破綻により、アレルゲンに感作される機会が増加してしまうことが考えられます。ですから、なるべくアトピー性皮膚炎についてはなるべく幼少期のうちから治療をきちんと行うことをお勧め致します。
アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリア機能が低下してしまっているので、まずは保湿剤の塗布によるバリア機能の強化が大切です。また、炎症が生じている部分(赤みがある、カサカサしている)にはステロイド軟膏を塗布することにより、炎症を鎮静化し、かゆみの症状を抑えるとともに、正常な皮膚の回復を促します。長期間ではないステロイド軟膏塗布は副作用は少なく、症状改善を早めるメリットの方が大きいことが知られています。
アトピー性皮膚炎でお悩みの方、ご家族の方は是非一度ご相談下さい。