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何でも相談できるクリニックを目指して

荒川区南千住の土屋クリニックが目指すのは、「地域に根差した、何でも相談できるクリニック」です。様々な内科疾患に対応しているので、困ったことがあれば遠慮なく頼ってください。
また、感染拡大防止のため、発熱症状のある方は別途時間枠を設けています。ご予約の上、ご来院をお願いします。
こんな症状があればご相談ください
- せき・鼻水・のどの痛み
- 発熱、熱が下がらない
- 胸焼けがする、食欲がない
- 血圧が高い
- 頭痛
- 動悸や息切れ
- 足のむくみ(浮腫)
- 発疹がある
- 貧血
- めまい、ふらつき
- 胸が痛む
- 疲れやすい、身体がだるい など
- 眠れない、不眠症
- 関節痛、節々の痛み
主な内科疾患
風邪
正式名称を「風邪症候群」と言い、ウイルス感染によって鼻やのどに炎症が生じている状態です。せき、鼻水、のどの痛み、関節痛、頭痛などの症状が見られます。通常は数日で治りますが、こじらせると長期間症状が続くこともあります。
風邪の原因の多くはウイルスで、ウイルス性の風邪に抗菌薬は効きません。基本の治療は、身体が持つ治癒力をサポートできるようゆっくりと静養することです。症状を和らげる薬をうまく取り入れながら、体力の回復を待ちましょう。
ただし、症状が長引く場合は、別の病気の可能性もあるので、早めにご相談ください。
インフルエンザウイルス感染症
インフルエンザウイルスによって起こる感染症は、38℃以上の高熱や寒気、関節痛、筋肉痛など、風邪に比べて症状が重く、急激に現れることが特徴です。発症から12~48時間以内の検査で診断でき、治療も48時間以内に開始することで効果が期待できます。
子供や高齢者、糖尿病などの方は重症化する場合もあり、正しい診断と早期の治療開始が大切です。
肺炎
発熱、咳が長引く場合は、肺炎の可能性があります。肺炎の場合は、抗生剤による治療が必要になりますので、市販薬や対症療法の薬のみでは改善せずに悪化してしまう可能性があります。発熱・咳などの症状が続く場合は、一度胸部レントゲンによる検査で肺炎の有無を評価する必要があります。レントゲン検査でも小さな病変や骨や気管支、心臓の裏などの病変は臨床医によっては見逃されてしまうこともあります。当院では肺炎の見逃しを少なくするために、「胸部レントゲンAI読影支援システム」を導入しました。AI読影支援によるサポートで肺炎の見逃しを防ぐように心掛けています。検査を行わず診断がつかないまま放置されてしまうと胸水貯留など悪化してしまうこともありますので、息切れや咳が続く場合は一度頬部レントゲンでの精査をご検討下さい。
喘息(ぜんそく)
咳が続く・収まらない、息切れがする、喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼーなど)がするなどの症状がある方は喘息の可能性があります。喘息には、アレルギーが起因となる「気管支喘息」や感染などを契機に気管支の炎症で生じる「咳喘息」があります。咳が1週間以上続く、なかなか収まる気配がない、市販の咳止めを使用していても改善が乏しい場合などは喘息の可能性もありますので、ご相談下さい。適切な吸入剤を使用することにより症状改善に繋がります。
急性で発作が強い状態であれば、院内でネブライザーの治療も行っております。希望される方はご相談下さい。
帯状疱疹
体の半身に水疱、湿疹が帯状に出現し、ピリピリとした痛み、かゆみを伴うのが特徴的です。悪化すると神経痛を慢性的に残したりしますので、早期の治療(抗ウイルス薬)が重要です。
初期には皮膚症状が出現せず、痛みのみの場合、わずかな皮膚病変のみのこともありますので、心配な場合は一度医師の診察を受けることをお勧め致します。
予防のためのワクチン接種も当院で行っておりますので、ご希望の方はご相談下さい。
コラム「帯状疱疹ワクチンが2025年4月から定期接種化されます(2024/12/19)」はこちらから
急性胃腸炎
ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどによって起こり、「お腹の風邪」とも呼ばれるものです。吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの症状に加え、発熱や頭痛などが見られることもあります。
有害なものを体外に出そうとする反応なので、無理に下痢止めなどの薬を使わず、脱水を防ぐために水分補給をしながら安静にします。口から水分補給できない場合は点滴が必要になることもあります。
整腸剤や制吐剤を使用すると症状緩和に繋がり、症状が長引かないようにすることが可能ですので、一度受診して、内服治療をご検討ください。
花粉症
鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、喉がイガイガするなどの症状に悩まされる方も多いと思います。悪化する前に内服薬、点眼薬、点鼻薬を上手く使用することにより症状を最小限に抑えることが可能です。また抗アレルギー薬も種類が増えてきておりますので、職業・ライフスタイルなどからご希望に応じた薬に変更なども可能です。毎年花粉症で悩まされている、市販薬を使用しているがあまり症状が収まっていないなどお困りの方は是非ご相談下さい。通年で治療にはなりますが、スギ花粉に対する舌下療法も当院で行っております。舌下療法については詳しくはこちらをご参照下さい。
膀胱炎
膀胱内に細菌が繁殖すると、膀胱炎を引き起こします。膀胱炎になると、「排尿時痛」、「頻尿」、「下腹部違和感・痛み」、「血尿」などの症状が出現することがあります。症状があった場合は、市販薬で対処せずに早めにクリニックを受診し、尿検査・培養検査を行い、抗生剤の治療を行うことを推奨します。治療が遅れたり、放置してしまったりすると、膀胱から尿管を登って、腎臓まで細菌が侵入し、”腎盂腎炎”を引き起こすことがあります。こうなると高熱や悪寒、嘔気嘔吐などの症状も出現し、状態が悪い時には入院での治療が必要となってしまいます。膀胱炎は早期の治療が重要ということを覚えておいて下さい。膀胱炎を予防するためには、「排尿を長時間我慢しないようにする」「水分を多く摂る」「陰部を清潔に保つ」などありますので、膀胱炎になりやすい方は気をつけてみて下さい。
貧血
貧血は、偏った食事やダイエットなどによる栄養・ビタミンの不足、妊娠中の鉄分不足、生理による出血、慢性的な疾患などが原因で起こります。血液検査によって診断し、不足している栄養素を補うための治療を検討します。栄養バランスを考慮した食事指導などもさせていただくので、まずは当クリニックにご相談ください。
偏頭痛(片頭痛)
嘔気や嘔吐を伴い、仕事や学校を休まなければならないくらいひどい頭痛の場合は、偏頭痛(片頭痛)の可能性があります。気圧や天候や疲れ・ストレス・食事などに影響され、多くの場合は3時間程度で収まりますが、ひどい場合は半日近く症状が続くと言われています。通常の鎮痛剤でも改善されることもありますが、市販薬や鎮痛剤でも改善しない場合は、偏頭痛に対する薬がありますので、ご相談下さい。発作時に内服する薬や、発作の頻度を抑える薬などがあります。偏頭痛に悩まされている方は是非一度ご相談下さい。
アトピー性皮膚炎
かゆみのある湿疹を繰り返すアトピー性皮膚炎は、アレルギーを起こしやすい体質の方や、皮膚のバリア機能が弱い人に多い病気です。一般的に、症状が6ヶ月以上続くと慢性と判断します。
薬での治療や丁寧なスキンケアに加え、ご自宅の環境整備や食事の見直しなど、日常生活での皮膚への刺激を減らす対策も有効です。お困りの方は当クリニックにご相談下さい。
蕁麻疹(じんましん)
かゆみを伴い、蚊に刺された時のように皮膚が腫れるような皮疹の場合は蕁麻疹の可能性が高いです。食事や薬、様々なもので誘発されることがありますが、高ストレスや疲れが溜まっていると出現しやすくなるともいわれています。自然軽快することもありますが、かゆみが続き、皮疹が拡がっていくこともありますので、症状が気になる場合は相談頂き、内服治療で改善することが可能です。アレルギーは皮膚症状だけではなく、呼吸症状や消化器症状、循環不全などを伴うとアナフィラキシーの診断となり、病院での検査・治療が必要な場合もあります。悪化する前にご相談頂くことをお勧めします。
不眠症
眠れない日々が続くと、身体を休めることが出来ず、疲れがとれません。ストレスが溜まったり、仕事の能率が落ちたりすることもあります。
良い睡眠には、量(時間)と質(休養感)が大事です。ご相談頂ければ、良い睡眠のための環境作りのアドバイスや患者様のライフスタイルに合った内服治療をさせて頂きます。
市販薬を飲んでも改善しない、不眠で困っている場合は当院まで是非ご相談下さい。
生活習慣病
生活習慣病は、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの日常的な習慣が原因で発症する病気群を指します。これには高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症・痛風などが含まれます。これらの病気は初期段階では自覚症状が少ないことが多く、放置すると心筋梗塞や脳卒中など重大な合併症を引き起こす可能性があります。適切な生活習慣の改善と定期的な健康診断により、予防や早期発見、早期治療が可能です。
高血圧
高血圧は、血圧が常に高い状態を指し、心臓や血管に負担をかける要因となります。長期にわたり放置すると、心臓病や脳卒中のリスクが高まります。日常的な血圧管理と、塩分制限や運動療法、薬物療法が効果的です。患者様それぞれの生活習慣・健康観念に合った治療法を考えながら、治療計画をご提案させて頂きます。
糖尿病
糖尿病は、血糖値が異常に高い状態が続く病気です。インスリンの分泌不足や作用の低下が原因で、未治療の場合、網膜症による失明、しびれなどの神経障害や腎不全になり維持透析が必要なるなどの合併症を引き起こす可能性があります。早期からの食事療法、運動療法、薬物療法を通じた血糖コントロールが重要です。
脂質異常症
脂質異常症は、血中のコレステロールや中性脂肪が異常に高くなる状態を指します。動脈硬化のリスクを高め、心臓病や脳卒中などの重大な疾患を引き起こすことがあります。食事療法や運動療法、必要に応じて薬物療法が有効です。
高尿酸血症・痛風
高尿酸血症は、血中の尿酸値が高くなる状態で、その結果として痛風を発症することがあります。尿酸値が7.0mg/dlを超えると痛風の発症率が高くなると言われております。痛風発作は関節の激しい痛みを特徴とし、尿酸値のコントロールが必要です。食生活の見直しや、必要に応じた薬物療法が必要となります。